2019年4月○日、千葉地方裁判所第○○法廷にて日本医療大麻協会代表に「懲役1年懲執行猶予3年」の有罪判決が下されました。
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【私】な話しをするのはとても嫌いなのですが、私は学生の時から疾患を抱え23歳でさらにいくつかの病を抱える事になってしまいました。
仕事は直ちにクビになり、「うちの会社は健常者しか使わないんだよ!障害者なんかに要はないんだよ!」というオマケ付きでした。
2週間に1回の病院通いが始まって15年以上経ち、ありとあらゆる治療法を調べ、実践してきました。中にはちょっと怪しい民間療法などもありました。
入院回数は5回、2018年の1年間だけでも14回の救急車による緊急搬送をうけました。
病状の悪化により経営していた会社を売却し、療養生活に入ってから「医療大麻」という存在を知り強く惹かれました。
しかし、日本では違法。
ここで海外に行きたいところなのですが私は持病の関係で一切の公共交通機関を利用出来ないので国内で手に入れる事にしました。
初めて大麻を吸った感想は「とにかく熟睡出来た!」という点です。
私は重度の不眠症で睡眠薬だけでも1日30錠近い量を飲んでいますがそれでも熟睡など出来ません。不眠症の人間にとって「眠れる」という事はある意味、一つの奇跡の様な事です。
そして、定期的に大麻を吸うようになってから「明らかに体が楽に」なってきました。
大麻での治療を始めて半年ちょっとで東京の自宅に千葉県警から家宅捜索が入り「大麻取締法違反」にて現行犯逮捕され保釈が認められるまでの1ヶ月弱の間、拘留されていました。
私の持病が問題になり拘留中はずっと一人房でしたのでいくつかの持病持ちとしては身体面でも精神面でも正直なところ厳しい期間でした。
今回、逮捕されて感じた事ですが少なくとも取り調べにおいて薬物担当の刑事さんはオーガニックな大麻は’‘ダメ!ゼッタイ!’’という様な考えではないように思いました。
‘でも、法律違反だからな’というスタンスだったように感じられました。
検事さんも’‘でも、法律違反ですからね’’というスタンスでした。
今、世界では次々と大麻の合法化が進んでいます。
大麻で救われる命が地球上に数億人いる事は間違いない事実です。
私は5歳の時に空手道を始め、学生時代は空手の選手として沢山の試合に出場してきました。空手には「攻撃」と「受け」があり、特に『受け』が非常に難しく、とても大切と指導を受けます。試合に出場して相手選手と闘う時、受けの大切さを痛感します。
この『受け』を英語に訳する際によく『block』と訳されてしまうのですがこの『受け』には相手の攻撃を「受け入れる」という意味もあります。
私はこれから、このような気持ちで日本国での大麻の再合法化を実現する活動を行っていこうと強く想っています。
また、末筆ながら「医療大麻dotorg」ステッカーをお譲り下さったOWL ( @OWL5963 )さん、そしてOWLさんとのご縁で裁判前夜に宿泊していたホテルに開票直後であったにも関わらずお電話を下さった成田賢壱さんに心から感謝申し上げます。
本当に有難う御座います。
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